いよいよ、僕たちの番です
師匠のいるゲストハウス阿蘇び心さんでの研修も最終日を迎えました。
掃除の仕方、ふとんのたたみ方はもちろん、ゲストさんへのガイダンス、予約台帳の管理、備品の修理などなど、宿に関わるほとんどの業務を経験させてもらいました。
そんな中でも大きかったことは2つ、
じゃけんさんのゲストハウスに対する思いと、
新規オープンするゲストハウス阿蘇空のオーナーさんとの出会いでした。
ライダーハウスを10年、ゲストハウスを1年経営してきたじゃけんさんの宿人生は、まるで白鳥の水かきのように、ゲストさんから見える楽しい部分だけじゃなく、そういう場所を創るためにいかに水面下で様々な努力をしなければいけないのか、その覚悟と実践の日々を肌で感じました。
僕はつくづく弱い男です。
昨日もささいなことで菜々に怒りをぶつけてしまいました。
じゃけんさんが生き生きとゲストさんに阿蘇の魅力を語っているのを横目で見ながら、
「僕はここまで出来るのだろうか?
知多に来てまだ3ヶ月。正直魅力もまだよく分かっていない。
今でも海より山が好き、と思ってしまう僕に宿主など務まるのだろうか?」
と不安な気持ちがよぎり、心を平静に保てなくなります。
でも、もうやらなくてはいけません。
そのための10日間の研修。
そのための半年間。
そのための、ピースボートを降りてからの2年間。
阿蘇の桜がいつもより2週間早く満開になりました。
来年の桜が咲く頃、ほどほどと僕たちはどうなってるんだろう?
楽しみに思いながら南知多に帰ります。
楽しみに思いながら南知多に帰ります。
感謝!コスギマサユキ
0 件のコメント:
コメントを投稿