南知多ゲストハウス『ほどほど』の程々な日々: ほどほど通信2023年 1月を振り返っちゃう号

2023/06/14

ほどほど通信2023年 1月を振り返っちゃう号

   2023年1月を一緒に振り返っちゃいましょう~(^0^)/


明けましておめでとうございます!
2023年の知多半島はスッキリ晴天で、初日の出スポットの1つの豊浜釣り公園には3年振りに、公園を埋め尽くす人たちが今か今かと日の出を待っていました。太陽は渥美半島の後ろから昇るので、実際の日の出時間から5~10分後に昇ってくるのですが、7時過ぎに太陽が昇り始めると、あちこちから歓声が上がっていました。
2023年、ゲストハウスほどほどは5月1日に10周年を迎えます。十年一昔と言いますが、あっという間の10年間でした。今年も日々旅人さんを迎えつつ、全国あちこちを旅したいと思います。本年もよろしくお願いします~!



年明け営業再開した直後、7年ぶりのゲストさんが南知多を訪ねて来てくれました。 太郎くんは2015年に東京タワーからデニムの聖地である岡山県倉敷市児島まで、約40日かけた徒歩の旅の途中で「ほどほど」に立ち寄ってくれました。出で立ちはデニムの帽子にデニムのジャンパー、ズボンとなかなか個性的。その時の事は今でもよく覚えています。
その後、太郎くんは岡山県まで歩き切り、倉敷の有鄰庵さんで児島のアパレル関係者の人と繋がり、紆余曲折を得て、2017年に倉敷市下津という瀬戸内の海に面する漁師町で住居兼工房を構え、Gジャンを作ったり、オーダーメイドの仕事をされています。
ちなみに、太郎くんは過去にニコニコ動画でバズッた「男女」という曲も創っています。そこから、今のお店の屋号も「ダンジョデニム」になっています。有言実行。夢を叶える人はカッコイイですね~(^-^)/


気が付けば新年恒例になった羽豆岬から昇る「朝日を見るツアー」。 1月2日~8日までご宿泊いただいた旅人さんを対象に5日開催して、15名の方にご参加いただきました。
前半(3~5日)は雲の切れ間から鮮やかな朝日が、後半(8~9日)は薄曇りの空からまん丸の朝日を見ることが出来ました。朝6時半に早起きするのはちょっと頑張らないといけないですが、その分、知多半島の先端からの朝日は感動もひとしおです。帰宅してからはゆっくり起きた旅人さんとお雑煮やおじやをを一緒に食べて、お正月気分も味わってもらえたと思います。^-^

年に1度の宿主の故郷、石川県に帰省です!
成人式の翌日からお休みを頂いて宿主の故郷、石川県に帰省していました。 2年前のこの時期は北陸道の福井区間が豪雪で通行止め、昨年は帰れたものの吹雪で実家にお籠りな帰省でしたが、今年は晴天!嬉しくて久しぶりに白山麓の一里野温泉スキー場に行って来ました。
年末年始明けの平日のお陰でセンターロッジのすぐ隣の駐車場に車を停められて、広大なゲレンデで滑っているのは20〜30人ほど。ゴンドラもリフトも待ち時間ゼロで、ほぼ貸切状態で贅沢でした。写真を撮ってくれたベテランスキーヤーさん曰く、去年と今年の2シーズンでここまでの快晴は3日目との事です。スゴイですね!
石川県帰省の最終日は、のと里山海道を北上して、中能登町に昨年オープンした「ゲストハウス結舎」さんに宿泊して来ました。結舎さんは、ほどほど常連のカイさんの娘さん夫婦が中能登町に移住して昨年春に開業したゲストハウスです。立派な古民家を改修して、共用スペースもすごくゆったりした作りになっていました。
結舎さんから車で20分くらいの和倉温泉総湯でお湯に浸かり、クーポンを使って七尾市内の回らないお寿司屋さんで夕食をいただき、スーパーどんたくでおつまみと朝食を買って談話室でゆっくり夜を過ごしました。中能登町は能登の入口的な位置づけで、。JR七尾線の良川駅が徒歩圏内にあります。みなさんも、能登に行かれる際は泊まってみて下さいね~(^-^)r

さて、南知多に戻ります!
過去10年で最強と言われる寒波、来ましたね~。 1月下旬のある日、南知多も今シーズン初積雪しました。幸か不幸か今朝、常滑で外せない用事があり、吹雪の国道247号を常滑まで愛車のワゴンR(スタッドレスタイヤ装着済)と共に走りました。内海海水浴場も野間灯台も真っ白!まるで日本海の様でした。(^_^;
1/27と28の二夜、松鳥むうさん(イラストレーター/エッセイスト)が「ほどほど」に来てくれています。2017年秋に「日本てくてくゲストハウスめぐり」の出版記念イベントをして以来ですので、約5年半ぶりの再会です。嬉しいですね~(*^-^*)
今回は「むう風土記~ごはんで紐解く日本の民俗・ならわし再発見録~」という日本全国の郷土料理とお祭りをむうさんが巡るエッセイ本の出版記念イベントをしに来てくれました。前夜祭もむうさんを囲んで乾杯です!

そして、1/28(土)の夜は「松鳥むうさんと“なべぞうせ”を作って食べる会inほどほど」を開催しました。 「なべぞうせ(鯨とサツマイモの雑炊)」は佐賀県唐津市の小川島に今でも残っている、鯨を使った伝統料理の事なのですが、実は日本の集団捕鯨の発祥は南知多で、ここから和歌山県など全国に鯨漁が広がって行ったという説があるそうです(ちなみに、師崎の「師」はクジラという意味もあるそう)。

イベント当日は17時に参加者さんに集合してもらい、むうさんによる「なべぞうせって何ぞや?」というスライド説明があり、参加者みなさんで製作開始!最後の味付けは旅料理人・やたけんさんが見事、小川島のおばあちゃんの味に近づけてくださいました。
なべぞうせをみんなで食べた後は、19時過ぎから、むうさんと文化人類学者のけんたろう先生とのクロストーク。ほどほど常連さんでもある文化人類学者の賢太朗先生が聞き手をしてくださり、けんたろうさんらしい視点から、いろいろな楽しい質問をむうさんにぶつけてくれました。そして、小川島の骨切り唄(クジラの骨を切って油を出すときに歌っていた作業歌)を、保存会のおばあちゃまに歌ってもらった動画を、みなさん丁寧に聴いてくださっていました。

という訳で、2023年が始まりました。本年もよろしくお願いします!

※ご宿泊希望の方はご予約状況をご確認の上、ご予約フォームからご予約下さいね♪



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