「旅とツーリングマップル(最近はGooglemap)と黒糖ピーナッツ」が好きな夫と、「コーヒーとビールがない人生は考えられない」という妻が、南知多ゲストハウス「ほどほど」の程々な日常をつづります。私たちの人生のテーマはズバリ「ほどほど」。急ぎすぎ、求めすぎな世の中にギモンを感じたアナタとワタシが繋がる場となりますように!
2012/03/04
此の花ファミリー
今日は加賀で「学びの小屋」と「いちの谷」を主宰する林さんのお話会に行ってきました。
http://hyaku-warai.jp/event/
富士山麓の静岡県富士宮市に「此の花ファミリー」という所があります。
http://www.konohana-family.org/
ここでは75人の老若男女が血縁関係を超えて、
一つの家族として共同生活を送っています。
現在、11種の米や200種を超える野菜や穀物を自然農法や有機栽培で作っていて、
そのほか自然卵や山羊のミルク、はちみつ、糀から作る味噌やしょうゆ、そしてさまざまな加工食品にいたる日々の食卓にのぼるほとんどの食材を自給し、販売もしています。
ここのすごいところは、お金は基本的に共同管理で、
ここで生活している限りはほとんどお金を使う必要がない。
その上で、農作物や見学(研修)で得た収益は、
すべてのファミリーに均等に分けられるという、
本当に「家族」として共同生活を送るコニュイニティーなんだそうです。
林さんはここに一ヶ月滞在して、
コミュニティーのいろいろな作業を体験して、
ファミリーたちと共に毎晩ミーティングに参加して、
そこで学んだことを加賀で活かそうとしています。
以前、僕も此の花ファミリーの噂を聞いたことはあったのですが、
正直なところ、
「・・・あやしい」
と思ってしまいました。(^-^;
(宗教施設とか、いろいろありますからね)
でも、 此の花ファミリーに宗教色は全く無く、
子供たちの学校に行く・行かないも、進路も、
すべて本人の意思で自由に決められるそうで、
経済的にも農作物の販売やいろいろな研修プログラムを提供することで
上手に外(一般)の世界とも繋がっていて、
地に足が着いていると思いました。
こういう「エコビレッジ」というコミュニティーが
日本でも三重県や長野県など、少しずつ増えてきているそうです。
(世界的にはスコットランドのフィンドフォンが有名です)
僕たちがこれから弟子入りする非電化工房も、
形式的にはWWOOF(Willing Workers On Organic Farm)という形で、
非電化工房に労働力を提供する代わりに、宿泊や食費などを無料にししてもらう、
というシステムで半年を過ごすことになります。
「なんか似てるな」
と、そっちの世界(!?)に誘われている
喜びと不安を感じつつ、
一ヵ月後の弟子入り生活にワクワクしている僕でした。
感謝!こっすー
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