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手に持っているのはホップ |
僕は元来、お酒はあまり飲めないほうでして、
飲み会などでお付き合い程度に飲んできたため、発泡酒と麦酒(ふつうのビール)の味の違いもよく分かりませんでした。
ところが、相方Nanaさんはお酒が大好き。
今まで僕の文化にはなかった、夜の晩酌というものが始まり、
(お互いささやかなものですが)
気が付くとキッチンでビールを作り出し、
僕もその手作りメンバーとなり、現在に至っています。(笑)
「手作りビール」は酒税法の関係で日本では馴染みではありませんが、欧米ではごくごく一般的な家庭でのレジャーで、
「モルト缶」と呼ばれるビールの缶詰が外国のスーパーでは売られています。
一般に流通しているビールとは違い手作りビールには酵母菌が生きた状態で入っているため、味が滑らかで、健康にもよい、美味しいビールとなります。
しかも安い!おおざっぱな計算で1L120円ほど!
まず、お鍋の中に沸かしたお湯に砂糖を加えます。
今回は前回余ったスプレーモルト(モルトエキスを粉末にしたもの)も入れました。
当分は酵母菌の栄養となり、二酸化炭素とアルコールに分解されます。
そのお鍋にモルト缶の中身を入れてかき混ぜます。
モルト缶の中身は「モルトエキス」と呼ばれるドロドロの液体で、
麦芽を粉にして煮詰めた麦飴みたいなものです。
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モルト缶の中身を出しているところ |
これらが完全に溶けるまで混ぜて、
これを15Lの水が入ったポリタンクに混ぜていきます。
このお水は神子清水という旧鳥越村(白山のふもと)の湧き水で、
湧き水を汲みに行くのも、また愉しいレジャーです。
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水汲みツアーもまた愉し |
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ポリタンクに入れているところ |
最後に、ビール用のイースト菌(酵母菌)を加えます。
白い粉のようなものをさらさらと入れるだけです。
あとは20~24℃で7~10日程度発酵させてあげると、
二次発酵のステージに進めます。
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最後にドライイーストを入れます |
4月上旬に完成予定です。
今回は非電化工房の弟子部屋用に作ったものです。
手作りビールにつられて誰か那須まで遊びに来てくれないかな?
感謝!こっすー
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