じゃあ、自分たちで出来ることを1つずつやっていこう!ということで帳場格子(ちょうばこうし)の作製にとりかかりました。
宿泊施設には旅館業法で「玄関帳場」というものを必ず設けないといけないことになっています。まあ、「受付」ですね。ほどほどでは築40年の和風の古民家をそのまま使います。しかも賃貸物件なので大掛かりな改装はできません。どうしようかなーと考えた結果、江戸時代の呉服屋さんで見るような帳場を共用スペースのすみっこに設けようと思いました。
こんな感じ
幸い、菜々のおばあちゃんの家に帳場にぴったりの木製の机やついたてになりそうなものがありました。あと、必要なのは帳場格子。ネットでアンティーク品の価格を調べてみると1つ3万円くらい!そんな高いんのかーと話をしていたら、菜々と菜々母から「そんなもの作りなさい」と。そんな訳で、カインズホームに木材を買いに行き、自作することにしました。
まずは木材のカットから。のこぎりでぎーこぎーこと。パイン材は材質が軽いのでさくさく切れました。これに防腐剤を2度塗りして一晩乾かします。南知多はすごく晴天率が高くて、日々乾燥しているのであっという間に乾きます。ほんと、DIYとか農業をやしやすい地域です。
木材と工具たち
そして、防腐剤が乾燥したら木材を組み立てていきます。コースレッド(ねじくぎ)をドライバーで打ち込んでいきます。そして今回、菜々母(じつはDIYの達人です)の提案で割り箸を使った木釘を見えるところには打ち込んでみることにしました。ドライバーで予め大き目の穴を開け、割り箸を1/4にカットしたものを木槌で打ち込みます。固定したら頭が出た部分をのこぎりでカットしたら自然な感じになります。
木釘は割り箸のリユース
だいぶ組みあがってきました
我ながらいい感じです
最後に、組みあがった2つの格子を蝶番(ちょうつがい)で繋いで完成です。ここまで木材が2000円ほど、防腐剤や蝶番が1000円ほど。合計3,000円ほどで完成!何より、やっぱり「ものづくり」は楽しいですね♪
この子が活躍する日が待ちどおしい
感謝!コスギマサユキ
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