南知多ゲストハウス『ほどほど』の程々な日々: 「アラヤシキの住人たち上映会」 やっちゃいました!

2016/01/31

「アラヤシキの住人たち上映会」 やっちゃいました!

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2016年1月30日() 
 13~15時、19~21時の2回上映させて頂きました!!!
 今の社会に生きづらさを抱えている人も、そうでない人も、尊重しあい、ひとつ屋根の下に暮らしている。そんな場所が長野県小谷村にあるそうです。実際この場所を訪ねた方をお迎えして、ほどほどで上映会を行い、約30名の参加者のみなさんと一緒に「みんなちがって、みんないい」社会について考えました。(^-^)
予告編動画はこちら→ https://youtu.be/9UOro2IZoS4
公式ホームページはこちら→ http://arayashiki-movie.jp/


 午前中まで雨だったお天気が、会場時間の12時にはすっかり晴れていました。

【昼の部】
お昼の部は12畳の和室にちょうどいい人数の方が、知多半島全域や名古屋から来て下さいました。自由学園真木協働学舎の春夏秋冬を淡々と綴ったドキュメンタリー映画なのですが、みなさん真剣に2時間観てくださいました。

 後半は有志のみなさんで感想のシェアリング。お一人お一人がこの映画を通して考えたことを聞かせいていただきました。会の終了後も参加者さんどおしの交流が続いていて、上映会を主催して本当によかったな~と心から思いました。(*^-^*)


夜の部
 夜の部はお昼以上の方が見に来て下さいました。眠たい時間帯にも関わらず、みなさん真剣な表情。(^-^)

 夜の部も後半は感想シェアリング会。「みんなちがってみんないい」「足りない部分を補い合うのが本来の人間社会のハズなのに、なんで今は競争・分断社会になってしまったのだろう」「その競争・分断社会が今の若者たちにや高齢者にとって生きにくい世の中になってしまったのではないか」など感想が出されました。こういった、なかなか普段は人と話せないことを映画を通して話し合えるのは、本当にステキなことですね。(*^-^*)

 昼の部、夜の部とも、感想シェアリングの後は、映画の撮影が行われていた時期に2泊3日で自由学園真木協働学舎(アラヤシキ)を訪問したことがある、たっちゃんのアラヤシキ訪問紀を話して頂きました。

自由学園の長野県支部には、映画の舞台になった「真木協働学舎」と真木の麓にあって規模が大きい「立屋協働学舎」の2つがあり、この2つは本来は一心同体のように動いているのだけど、今回の映画は 「真木協働学舎」だけをクローズアップした映画であることを教えてもらいました。

 自由学園は組織としてしっかりしているので、寄付や事業収入もしっかりしていて、「真木協働学舎」はそういった支持母体に支えられて運営されている側面もあるそうです。ただ、アラヤシキのみなさんは映画の通り自由奔放で、でも自分が必要とされる仕事は自分のペースでちゃんとやって、そのお互い縛ったり、縛られたりしている雰囲気がまったく無いのは、いいなあと感じたそうでうす。

できれば、次回は真木ではなく、「立屋協働学舎」もフィルムに納めて欲しいと言っていました。「現代農業」を真剣に読んで、広大な敷地で営農をしたり、牛を飼ったり、グループホームまで運営している立屋も相当面白いそうですヨ。


 【以下、参加者のみなさんの感想です】抜粋
 
 ・百姓暮らしの大変さ、豊かさを感じた。
・昔はみんな協力社会だった。何で今は競争社会になっちゃったんだろう?
 ・健常者と障がい者が一緒に暮らすには、たくさんの許しが必要。住人たちの笑顔がステキ。
・今、この同じ日本の同じ時間に共生社会が動いていることに衝撃。
・自然の厳しさを感じた。今、この瞬間に別の世界が動いている。アラヤシキでは誰でも受け入れるが、受け入れられた側は自分が役に立つ部分を見つけて働く、というお互いの共通認識がある。問題もたくさん起きるだろうが、どうやって解決しているのだろう?


 ・やさしいなあ。急がなくていいんだなあ。自然なんだな。
・映画からアラヤシキのにおい、風、日差しのあたたかさを感じた。
・「みんな違ってみんないい」を大事にしていきたい。
・作り物ではなく現実のドキュメントなのに、不思議とちゃんと面白い。
・木造で、2階建てで、あんな大きな古民家見たことない。
・景色が色とりどり、人もいろいろ。涙ほろほろ。
・現代社会で窮屈な思いをしている人たちを解放してあげたい。
・誰でも居ていい場所というのはあまり無いので、とても貴重な場所。
・上手い、下手関係なく、歌いたいから唄っている。そのまんまの音楽が心地よい。



・映画のポスターを見てすごい建物だと思った。そこに住む人たちの生活を見てみたい。
・ときどき、住人の動作が止まるのが心地よい。風景に溶け込んでいる。
・人によって得意なこと、そうでないことがあってデコボコしてるのが当たり前。アラヤシキの住人たちは黙々と好きなことをやっているだけで、それが心地よい。現代社会はもっとゆるくてもいいのかな?
・競争社会、分断社会で生きづらさを感じるのではなく、ありのままの自分で地域社会と繋がりたいと思った。それが生きることの本質。
 ・足りないところを補い合うのが本当の豊かな社会。現代は何でこうなっちゃったんだろう?
 ・映画に吸い込まれて、その場に居るような気持ちになった。
 

という訳で、南知多で「アラヤシキの住人たち」に来て下さってありがとうございました~(^0^)/

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感謝!コスギマサユキ

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