南知多ゲストハウス『ほどほど』の程々な日々: ほどほど通信2020 4月を振り返っちゃう号

2020/04/26

ほどほど通信2020 4月を振り返っちゃう号

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南知多ゲストハウスほどほどは現在、愛知県の休業要請に基づき休館中です。
休館に対する当宿の考え方はこちらより。

~5/6(水)
愛知県の休業要請に基づき休館中。
5/7(木)~
今後調整しますが、当面休館になる予定です。


 激動の2020年4月が終わろうとしています。おそらく、この4月は僕たちの人生でもかなり印象深い1ヶ月となることでしょう。
 新型コロナウイルスの影響が徐々に全国に広がり、3月はグループや貸切のキャンセルが相次いだものの、名古屋周辺の子育てママさんや一人旅の常連さんなどが直前で予約を入れてくれて最終的には約80名の旅人さんが南知多を訪れてくれました。
 しかし、3月末から志村けんさんが亡くなるなど、いよいよコロナの恐怖が自分たちの生活にまで及んでくるようになると「僕がほどほどさんに泊まることで、他の旅人さんに不必要な不安をあおってしまう」という理由で関東、関西の旅人さんから苦渋のキャンセルの連絡をもらうようになり、「このまま宿を続けていて良いのだろうか?」という思いが僕の頭から離れないようになって来ました。

 4月の頭はお花見のお誘いを受けたりもしていましたが、満開の桜を見ても花びらが灰色に見えるくらい「今後の宿をどうしていくか?」で頭がいっぱいになり、日に日に重たいニュースが増える中、本当に頭が禿るんじゃないか?と思うくらい、1週間ほど寝てもさめても宿の受け入れ方針について悩みました。

 そんな中、4月に入り、全国のゲストハウスが続々と当面休館のお知らせをSNSやHPに出し始めました。ほどほどは何とか1部屋1組、ないし1日1組限定でも都会の自粛ムードに疲れた旅人さんを受け入れたいと思いましたが、医療施設の逼迫した状況を知るにつけ、今はこれ以上医療関係者の負担を増やしてはいけないと考え、4月7日(火)から当面の間の休業を決めました。奇しくも、この日は夕方から安倍総理が7都府県に「緊急事態宣言」を発表した日ともなりました。

  その後の僕たちはというと、菜々ちゃんは昼のお仕事先は思ったより盛況のようで、パートと父の南知多の畑のお手伝いなど、リア充な日々を過ごしています。僕は夜な夜なZOOMで全国のオンライン飲み会やトークイベントに参加したり、ドラクエ5にハマッてニュースやフェイスブックを余り見なくなったお陰で精神的にかなり楽になり、これからを考える余裕が出て来ました。

 
さて話は変わり、近況を少し。
 4/4()と11()の11:30~12:00まで、名古屋のRadio Neoさんの「FUN TIME CHITA !」というFMラジオ番組に出演させていただきました(収録は3月下旬でした)。ちょっとの出演かと思いきや、1回15分×2回の30分も僕のお話を愛知県中に流して下さり、嬉しいやらお恥かしいやら。
Uny Oil presentsの「FUN TIME CHITA !」はおそらく日本で唯一、知多半島に特化したラジオ番組で面白いです。残念ながらラジオ局が6月いっぱいで閉局になるようですので、みなさんも良かったらそれまでに聞いてみてくださいね。


4月11日()は「ほどほど自然農田んぼ@種おろし」を開催しました。こんなご時世ですので、参加者を制限させていただいたり、予定日が雨で急遽日程を前日に変更したりとバタバタでしたが、心強いほどほど田んぼ常連のみなさんのお陰で、ほぼ種まきを終えることが出来ました。あ、もちろんソーシャルディスタンスも確保しましたよ(笑)。
 今後の情勢次第の所もありますが、とりあえず田植えは6月21日()に設定しました。今年は平日も含めて前後1週間ほどを田植え期間にして、みなさんの良いタイミングで来ていただくことも検討中です。イベントページもとりあえず立ち上げましたのでフラグを立てておいていただけると嬉しいです。6月下旬にはコロナが落ち着いていることを祈って!

久々登場の菜々@女将です(*´▽`*)
テレビのない暮らしを始めた時に、空き時間に何が入ってきたかというと私の場合「本を読む時間」でした。そして、今回のコロナ騒動で空き時間に入ってきたものは・・・「畑時間」でしたっヽ(^o^)丿
 実は好きなんです、草取りとか地味な作業(爆)。田舎暮らしをしたら、実は呼吸レベルでやりたかった「畑作業」。結果、米作りだけで手一杯で逃げていた!?畑作業・・・(^^ゞ。
 私たちより先に南知多に移住した高齢の父が手掛ける家庭菜園の手伝い=親孝行=自己満足、ですがコロナ騒動で空いた時間を利用して父畑に出ています。めっちゃ気持ちいいです。疲れるから1~2時間でドロン!だけどね(笑)。ダンナ君(宿主)も昨日は一緒にいい汗流してくれました。失うものばかりに目を向けず、失ったことによって得るモノ、絶対あるよねー。不謹慎ながら「自粛生活」をそこそこ愉しんでいる、ほどほど夫妻です。


4月下旬のある日、和歌山県那智勝浦町のWhyKumano Hostel & Cafe Barさんが始めた「オンライン宿泊」に参加して来ました。どんなの!?って、興味深々ですよね。
まずは事前予約の上、宿泊費は1人1000円(後日訪問時に使えるワンドリンク付き)をPayPayでスマホ支払いしました。
 当日は20時にZOOM(オンラインビデオ会議機能)で一斉にチェックイン。オーナーの後呂さんやスタッフMARUさんが進行役となり、館内のライブ案内やゲスト同士の会話をつないでくださります。
 仮想の館内案内から始まり、参加者メンバーとZOOMで自己紹介をして、みなさんの住んでる町をgoogle mapで紹介し合ったり、オンラインサロンで近況を写真で伝え合ったり、ZOOMの特性をよく理解した後呂さんのファシリテーションがステキでした。
footprintsのだりさんが宿泊体験記を分かりやすくまとめて下さっていてオススメです。今後、この「オンライン宿泊」や「オンラインツアー」を行なうゲストハウスは増えてくると思われます。僕たちもその流れに乗れるよう、準備を始めています。


そして!4月24日(金)と29日(水)の2回、はじめての「ほどほどオンラインシェアご飯会」を開催しました。初回は音声が途切れ途切れになってしまい、ご迷惑をおかけしました。今回は「たくのむ」という無料サービスを使用しましたが、次回以降は「ZOOM」を使い、スムーズな音声のやりとりが出来るようにします。
 初回から10名を超える方が関東、関西、愛知、更には広島からもご参加いただき、嬉しい悲鳴となりました。入室できなかった方もゴメンナサイ。いろいろ試行錯誤しながらやっていきますので、暖かい目で見守って下さいね。ほどほどオンラインの今後の情報はこちらをご覧下さい!


 という訳で、激動の4月が終わろうとしています。外出自粛要請が飛び交う5月もどうなることやら!みなさん、上手にstay homeを楽しんでくださいね。人恋しくなったら、ほどほどオンラインでお待ちしています~(^0^)/

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